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by Hagino-Iburi


2006年 07月 26日 ( 1 )

鹿島鉄道を訪ねる

2ヶ月ほど前、茨城県南部の石岡と鉾田を結ぶ
鹿島鉄道のローカル列車に試乗してきた。
東京暮らしをしていたとき以来、10年ぶりである。

利用客の減少、自衛隊基地向けの航空燃料輸送の終了に加え、
親会社である関東鉄道からの経営支援打ち切り通告が契機となり、
会社は来年3月末をもって鉄道事業を廃止することを届け出ている。

こうした鉄道の常ではあるが、沿線では存続を訴える掲示物を数多く見かけた。
鹿島鉄道の場合は、沿線の高校生徒会が存続活動を積極的に展開していると聞く。

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しかし一方で、肝心の高校生の鹿島鉄道離れが年々進んでいるらしい。
運賃が高いから利用しないという指摘に対し、会社では今年4月、通学定期券を
試験的に通常の2割引としたが、発売枚数は前年を下回ったという。

路線バス輸送に転換するのか、何らかの形で鉄道を存続させるのか、
沿線自治体などによる対策協議会の結論は、現時点では示されていない。

交通分野でも最近は「実験」がよく行われている。
例えば特定の1週間だけ列車運行をすべて取りやめ、
バスで代行輸送する「実験」をしてみるのはどうだろう。
単なるよそ者の乱暴な思いつきでしかないだろうか。

地域にとってほんとうに鉄道輸送が必要なのかどうか、
机上での議論よりもはっきりした形でみえてくるのではないか。
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by Hagino-Iburi | 2006-07-26 22:55 | | Comments(0)