四公六民とか五公五民とか、昔学校で詳しく習ったと思うが、忘れた。
帰り道を歩きながらふと思い出したのが、この年貢の比率であった。
現代、交通サービスに要する費用を全て運賃で賄えるのはごく限られ、
何らかの「公」による負担は避けられない。
そこで、
1)そもそも「公」とは何か
2)その「公」はどこまで負担するのか
が問題となる。
わが国の路線バスでは一応答えがあり、
1)「広域的」「幹線的」路線は国と道府県が負担(補助)。
2)算出される見込み費用に対し20分の9までが補助の限度。
とされている。
これらがすべて妥当なのか。
空気を運ぶ路線バスを税収で維持するのは、どこまでよしとするか。
バスではなく他の交通サービスではどうなのか。
そんなこんなを歩きながら考えているうちに、家に着いてしまった。
これだから、一人で歩くのはとても楽しい。