北海道バス株式会社が札幌・函館間の乗合バスを開始して2ヶ月過ぎた。
管見の限りではまだ低い利用状況のように思われるが、
実際のところはどうなのか、数値とかはわからない。
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それにしても、既存大手3社が以前から共同運行しているこの区間に、
貸切事業によるいわゆるツアーバス形式ではなく、敢えて乗合許可を取り
新規参入した同社の狙いは何であろうか。
卑見を二点。
第一は、乗合事業を兼業することによる、他の貸切専業事業者との差別化。
第二は、第一とも関連するが、まずは実績を作り、
新幹線新函館開業と同時に新幹線接続バスとして
すかさず次の展開に入り主導権をとる狙い。
※既存3社は七飯などにも停留所を設けているため、
路線を変更しにくいのではなかろうか。
まずは今年度の道央道南伸までに、どれだけ認知度が高まるかが
焦点と思われる。