昨日、団地内の路線バスを運行する2社が、この4月から揃って
大幅な減便に踏み切ったことを記した。
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もみじ台は幸い、地区内に私立高校があり、更にはテクノパークという
まとまった事業所集積がある。
これは、団地~最寄駅の往復ともに、通勤通学や帰宅需要が見込め、
効率的な輸送が期待できるということである。
逆に言えば、単なる大規模団地では、ピーク時にいわゆる片輸送を強いられ、
必ずしも効率的とは言い切れない面がある。
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もみじ台に話を戻すと、輸送力の適正化の次は、わかりやすさの追求であろう。
新札幌駅ターミナルの乗り場は2社でバラバラ、
昼間の運行間隔も必ずしも一定していない。
2社とも共通乗車カードがあるのだから、ダイヤ調整と乗り場統一で
利便性は格段に飛躍する。
昼間は2社とも概ね15分間隔ダイヤだが、これを20分間隔にするかわり、
2社が同じ乗り場から交互に発車し、全体で10分間隔で運行、
というのはいかがであろうか。