さっぽろ雪まつりの第二会場がつどーむに移ったのは
昨年からでしたっけ?
●
昨年は画像のように、微妙に発着場所を違えながらも、赤バスと青バスの全面競合となりました。
その経験を踏まえたのか(?)、今年は青バスが大々的に策を打つようです。
大通~つどーむのシャトルバスを西11丁目駅前発着に延ばして、
「点対点」から「面対点」の輸送にするのはあり得ると思ってましたが、
まさか札幌駅~南大通~西11丁目駅前~北大通~札幌駅の循環バス
「ゆきだるま号」を運賃100円で8~10分間隔の高頻度運行とは、
完全に想定外。
しかもシャトルバスと循環バスの両方に使える1日券も発売という念の入れよう。
●
「ゆきだるま号」は雪まつり期間限定の運行ですが、もしかすると
使い勝手のよいバスとして大化けしそうな気がします。
少なくとも大通のビアガーデン期間に運行したらかなりの需要が見込めそう。
更には、観光以外の需要、例えば一般市民がデパートへ買い物で乗ったりとか、
西11丁目駅前界隈の官庁関係者が用事で使うとかいった利用が顕在化して、
バス事業者がそれに応えて利便性を高める好循環ができれば、
巨費をかけて路面電車の延伸なんかしなくてもよくなるわけで。
渋滞でまともに走れるかは心配ですが、そこは青バスお得意の?総力戦で臨むでしょう。
むしろ循環バス自体の存在アピールと異種運賃の告知(トラブル回避)が重要な要素とみました。
●
ともあれ、1週間とはいえ、かなり大がかりな「実証実験」を一事業者単独で打つわけで、
その意義の大きさを、身びいきがかなりあるにせよ、ずっしり感じます。