北海道では、11億円の国庫補助金が23事業者に交付されている。
47都道府県の交付額合計は76億円で、北海道は14%を占める。
面積が広大とはいえ、人口シェアはわずか4%であることを考えると、
やはり突出して多い交付額と思ってしまう。
事業者別にみると、北海道中央バスが1.7億円と最も多く、
函館バスも1.2億円を上回る国庫補助を受けている。
また、5千万円を超えるのは7事業者となっている。
(十勝、くしろ、道南、沿岸、北見、宗谷、道北)
中央バスが道内で最も多い国庫補助とは、意外といえば意外である。
都市間バスなど収益部門からの内部補助が成り立ちにくくなったのか。
空知地方をはじめとする営業エリアの地盤沈下が著しいのか。