待ち合わせの時間つぶしに入った書店でたまたま見つけ、
ぱらぱらっと中を見た次の瞬間、レジに並んでいた。
九条道家
北条重時
三宝院満済
本書に登場する8人のうち、この3人には惹かれるものがある。
前の2人は鎌倉時代の同時期、朝廷側と幕府側のそれぞれキーパーソン。
最後の1人は足利将軍を支えた、やはりキーパーソンの高僧。
人物史を通じて中世政治史を語るという、異色な本書の意図とも相まって、
この3人が生きた時代のことは、もっと知りたいと前から思っていたところ。
就寝前の読書が、また一日の楽しみになった。