こんなポスターを見つけた。
Suicaの発売開始は2001年とのことなので、
こうしたポスターが出るのも道理である。
自分のうろ覚えだが、Suicaはもともとコスト削減目的だったという。
それまではイオカード(in=入場とout=出場にちなむ名前と聞く)という
プリペイドカードを自動改札機に直接入れて電車に乗っていたのだが、
自動改札機のメンテナンス(特に消耗品交換)が大変だったらしい。
Suica導入当時、しきりに非接触という言葉が流れていたと記憶するが、
カードとの接触部品を最大限減らすことが重要なテーマだったのだろう。
ところで、東京暮らしした15年前は、山手線均一回数券というのがあった。
通常の回数券と異なり、山手線内ならどの区間でも使えて便利だったが、
いつの間にか発売終了になっていた。
コスト削減とともに、客単価アップも隠れたテーマだったのかもしれない。