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by Hagino-Iburi
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見かけ

父娘が入ってきたと店員に間違われた。
見かけと実年齢がようやく均衡したと
最近思っていたが、認識が甘かった。





小学5年生か6年生の時だったと思う。
クラスで最もブサイクな男子を選ぶ投票が
何故か他の男子も含めて秘密裏に行われ、
見事?第一位に輝いた。

秘密投票はすぐに担任の知るところとなり、
烈火のごとく担任は怒った。

しかし、何故か私は、秘密投票を悲しいとも、
憎らしいとも何とも思わなかった。

――これが「現実」なんでしょ。わかってる。
いいじゃない、ブサイクで。

平等だ何だとわめく担任が疎ましかった。





10年前に亡くなった祖母は、晩年は病院で
まさしく余生を送っていた。

ひとりで見舞いに行くと、同室の患者が
「おばあちゃん、息子さん来ましたよ!」


学生時代に「じじい」とあだ名され10年、
卒業して少しは変わったと思っていたが、
何にも変わっていなかった。





なんだかんだで、結局人は見かけと思う。
身長がもっと高くてかっこ良かったら、
日常の嫌な事も目をつぶったらしい。


詮無いことは書いても後ろ向きなだけだが、
やはり書かずにはいられない気分である。
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by Hagino-Iburi | 2011-12-01 08:26 | 雑記 | Comments(0)
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