ハワイの公共施設に貼ってあったバス路線図は、
運行頻度が20分以内、40分以内、60分以内、60分以上、
そして朝夕のみの特殊路線に区分して掲載されていた。
以前に知人から聞いた話では、色だけでの区分はユニバーサルデザインの
観点から好ましくなく、実線、破線や線の太さなども組み合わせる工夫が
必要だという。
これで満点という案内表示は難しいと思うが、頻度の情報は、
今まではあまり重視されなかった観がある。
路線図という商品カタログに、主力商品の路線はこれです!
と強調することは、バスの便利さを多くの人々に認識してもらう
第一歩となろう。
もっとも、札幌のバス路線は亜種が多く、ハワイの刻みに倣うと
20分間隔以内の路線はそう多くない。
同じ行先でも、あっち経由、こっち経由が
本当にいるのか、見直しが必要だろう。